アポロ飛行士たちの死因から明らかになった「宇宙の健康問題」を検証してみた
下のライブドアニュースで アポロ飛行士たちの死因から明らかになった「宇宙の健康問題」を見つけたので検証してみる。
ニュースの元は下らしい。
そこでアポロで月まで行った宇宙飛行士を調べた。
月まで行った宇宙飛行士の人数は全員で24人です。
アポロ10号
トーマス・スタッフォード (Thomas Patten Stafford、1930年9月17日-)(86歳)
ジョン・ヤング (John Watts Young、1930年9月24日 - )(86歳)
ユージン・アンドリュー・サーナン (Eugene Andrew Cernan、1934年3月14日 - )(82歳)
ニール・オールデン・アームストロング (Neil Alden Armstrong, 1930年8月5日 - 2012年8月25日)(満82歳没)心臓血管の手術後の合併症のために死去
マイケル・コリンズ (Michael Collins, 1930年10月31日 - )(85歳)
バズ・オルドリン (英: Buzz Aldrin[1], 1930年1月20日 - )(86歳)
アポロ12号
ピート・コンラッド (Charles "Pete" Conrad, Jr.、1930年6月2日-1999年7月8日) (69歳没)オートバイ事故6時間後に内出血で死去
リチャード・F・ゴードンJr. (Richard F. Gordon Jr.)1929年10月5日(87歳)
アラン・ビーン (Alan LaVern Bean、1932年3月15日 - )(84歳)
ジム・ラヴェル(ジェームズ・アーサー・ラヴェル・ジュニア、James Arthur Lovell, Jr.、1928年3月25日 - )(88歳)
ジョン・レナード・"ジャック"・スワイガート・ジュニア(英:Jack Swigert,1931年8月30日-1982年12月27日)(満51歳没)骨肉腫を発症し死去
フレッド・ヘイズ (Fred Wallace Haise, Jr.、1933年11月14日-)(82歳)
アポロ14号
アラン・シェパード (Alan Bartlett Shepard Jr.、1923年11月18日 - 1998年7月21日)(74歳没)診断された白血病で死去
スチュアート・アレン Stuart Allen "Stu" Roosa(1933年8月16日- 1994年12月12日)(61歳没)膵炎の合併症で死去
エドガー・ミッチェル (Edgar Dean Mitchell, D.Sc.、1930年9月17日 - 2016年2月4日)(満85歳没)死亡原因? 彼の睡眠中に安らかに死亡したホスピス施設に短い病気で死去
アポロ15号
デイヴィッド・ランドルフ・スコット (David Randolph Scott, 1932年6月6日 - )(84歳)
アルフレッド・メリル「アル」ワーデン Alfred Merrill "Al" Worden(1932年2月7日 - )(84歳)
ジェームズ・アーウィン (James Benson Irwin、1930年3月17日 - 1991年8月8日)(61歳)自転車に乗って早くその日後に別の心臓発作で死去
アポロ16号
ジョン・ヤング (John Watts Young、1930年9月24日 - )(86歳)
トーマス・ケネス・マッティングリーII Thomas Kenneth Mattingly II (1936年3月17日 - )(80歳)
チャールズ・デューク (Charles Moss Duke, Jr.、1935年10月3日 - )(81歳)
アポロ17号
ユージン・アンドリュー・サーナン (Eugene Andrew Cernan、1934年3月14日 - )(82歳)
ロナルド・エヴァンス (Ronald Ellwin Evans, Jr、1933年11月10日 - 1990年4月7日)(56歳没)心臓発作で死去
ハリソン・シュミット (Harrison Hagan "Jack" Schmitt、1935年7月3日 - )(81歳)
8人が死亡していて一人はオートバイでの事故死、他は病死で循環器系疾患は3人で白血病が一人・膵炎の合併症が一人・骨肉腫が一人・最後の一人は眠るように死んだそうで原因は解りませんが85歳で死去しているのでアメリカの男性の平均寿命より長いです。
24人の歳を合計すると1883歳それの平均寿命を出すために24人で割りました。
宇宙飛行士の平均寿命が78.5歳
2016年のアメリカ男性平均寿命が76.9歳
宇宙飛行士の方が1.6歳長生きしています。
まだまだ元気で生きている人が16人いるのでこの記録は伸びます。
今回の研究では、この仮説を評価するために44匹のオスのマウスで実験を行い、「無重力環境と宇宙由来の放射線が血管系に与える長期的な影響」を分析した。この試験は半年間続けられたが、これはマウスの身体の大きさを考慮すると、マウスにとっての半年は人間が宇宙空間で20年間過ごした場合に相当するからだという。
このマウスの実験自体アポロ飛行士と条件が違いすぎます。
宇宙飛行士は長くても2週間しか宇宙に居なかったのにこの実験では人間なら20年間過ごした事になっています。
おまけに心臓疾患で死亡してるのは7人中3人で一人はアメリカの平均寿命より5歳も長く生きています。
だいたい7人中3人が循環器系疾患だと言っていますが、一人死んでも14.2%で二人なら24.5%三人なら42.8%でこれで43%の死亡率と言うのはかなり無理がある。
ましてこの中の一人はアメリカ男性の平均寿命より長生きしています。
これだけのこじつけを言うのなら、宇宙飛行士はアメリカの男性の平均寿命より長生き出来る事を証明しているとも言えます。
よく宇宙飛行士は寿命が短いと言いますがそれは無いと思います。
短くなる理由が無重力で体中がむくむからとか、骨粗しょう症になるとか、宇宙線(放射線)を沢山浴びるからとか言いますが、それならアポロ宇宙飛行士の寿命がアメリカの平均寿命より長い理由の説明が出来ません。
時々思い込みで宇宙飛行士は寿命が短いと見ますが何の根拠もない書き込みです。
本当に宇宙飛行士の寿命が長いのか短いのかは宇宙ステーションで過ごした人たちが80歳を超える頃に解るでしょう。
それまではまだどちらとも言えないと思います。
ネットではごく一部の情報だけを拾ってデマを流す輩がいますね。
検証しないと本当の事が解りません。
簡単に騙されないように注意したいですね。