日本は人口爆発状態?
日本政府は移民を受け入れる政策をしています。
考えるとこれって本当におかしな考えです。
少子高齢化で子供が老人を支える事が出来なくなり始めた対策に移民の受け入れをし始めています。
ところがよくよく考えると日本の人口は1億2千万人です。
この小さな島国に1億2千万人ですよ。
日本と同じ程度の面積の国
順位 国名 面積(㎞2) 世界総陸地との割合 人口 人口密度
60 パラグアイ 406,752 0.27% 6,349,000人 15人/km2
61 ジンバブエ 390,757 0.26% 14,546,961人 37人/km2
62 日本 377,972 0.25% 126,860,000人 340人/km2
63 ドイツ 357,121 0.24% 81,080,000人 226人/km2
64 コンゴ共和国 342,000 0.23% 4,200,000人 9人/km2
65 フィンランド 338,431 0.23% 5,326,000人 16人/km2
人口密度だけを調べれば
順位 国名 又は地域 人口密度(人/km2)
1位 マカオ 23,333人
2位 シンガポール 8,044人
3位 香港 6,648人
4位 バーレーン 1,735人
5位 マルタ 1,373人
6位 モルディブ 1,187人
7位 バングラデシュ 1,087人
東京都では人口密度は 6,270人
東京23区での人口密度は 15,214人
日本は国土の約70%が山岳地域であり、森林率は約67%なので人が住める地域は単純に国土の広さ割る人口では住める人口密度とは言えません。
勿論この事は他の国にも言えます。
日本と条件が近いドイツでは人口が 81,080,000人
ドイツの総面積は357,021km2である。
そのうち4,750km2は灌漑地(かんがいち)、7,798km2は水面である。
ドイツの土地利用別面積で最大のものは耕地(33%)であり、森林(31%)がそれに次ぐ恒久的な牧草地は15%を占める。
とあるので単純に考えても人口は日本の3分の2程度なので人口密度的に考えても日本よりはドイツの方がまだ人口密度はゆるいとも言える。
では日本はいつ頃から日本から外国に移民を始めたのか?
近代日本人の海外移民
http://www.jomm.jp/kokai/pdf/01resume.pdf
これを読むと1885年から始まり1897年~1913年に100万人(年間6万人が渡航)とあります。
敗戦後引き揚げ・復員したのは600万人いたとされています。
敗戦後引き揚げ・復員とあるので朝鮮半島や台湾・樺太から日本に戻ってきた人たちでしょう。
終戦直後の日本の人口は1945年(昭和20年)に約7,200万人とあるのでこの頃にすでに日本人は日本の人口は多いと感じていたのが解ります。
アメリカには日本の国土より広い州が有ります。
州名 面積(㎞2)
アラスカ州 1,717,854
テキサス州 695,621
カリフォルニア州 423,970
モンタナ州 380,838
日本全国の土地を合わせてもアメリカの州の4番目以下です。
その狭い日本の国土にアメリカの人口の3分の1以上の人が住んでいるのです。
どう考えても人口爆発が日本に起きているとしか思えません、特に東京などの大都市です。
そんな中で移民を受け入れて老人を支えるのはどうなの?と思います。(私ももうすぐ老人の仲間入りですが)
サラリーマンには定年があり、過酷な作業と言われている農業には定年が有りません。
私から言わせれば死ぬまで働く方が良いと思います。(昔はみんなそうだった)
あとは老人が海外に移民するのも一つの手段かもしれません。
また地方を活性化して東京や大阪から離れ、地方に移り住む事を政策にするべきでしょう。
そのためには地方の給料を東京や大阪よりも良くする政策が必要だと思います。(難しいと思いますが)
都会の企業には重税にして地方の企業には軽税にすれば企業が地方に移りそれと共に社員も地方に移り住むのではないでしょうか?
日本企業が海外に出て行ったのも安い労働賃金も有りますが日本の企業にかかる法人税の負担が大きいのも原因の一つです。
アメリカは国土が広いのでまだまだ移民を受け入れる事は出来るでしょうが国土が狭い日本はもう無理でしょう。
だいたい1900年初めには日本を離れて海外に移住する人が居たのですから。
東京一極集中は何としても解消して地方に人を散らす政策が出来なければ東京の人口爆発状態は解消できないと思います。
地方に人を散らす政策が出来れば、少子化問題や待機児童問題は自然と解決できると思います。