Efren Reyes エフレン・レイズ- (10-Ball) この難しさが解らない人は、プロにはなれない。
レイズが試合中に遊びでやったショットです。
日本人なら試合中に遊んだショットを打つのは失礼だと思うかもしれませんが、でもこのショット簡単にやってのける事が凄いです。
ビリヤードをやった事のない人には、さっぱり何が凄いのか解らないとおもいます。
最後の10ボールをサイドに落としていますが、このショット試合中に出してポケットするのは神業とも言えます。
何故なら、手玉に右下の捻りを入れてストップショット 的玉の10ボールに時計回りの回転が入り 短クッション → 長クッション → 手玉に当ててサイドポケットこれをいとも簡単にやってのけて試合中に出来るのは世界のトッププロでも数人しかいないと思う。
練習や遊びでなら何度かやればアマでも出来る人はいると思うが試合中に一回で出来るのはまずいない。
的玉の10ボールに時計回りの回転が入らないとただバンクで帰ってくるだけで下手したらサイドには入らないと思う。
的玉の10ボールに回転が入るのがみそで長クッションにワンクッション入れているのが凄い。
10ボールに回転を入れ過ぎても勿論サイドには落ちないし、回転が入らなくてもサイドポケットに落ちる確率は下がる。
私はレイズの試合をYouTubeでよく見ているが手玉のポジションの何処に持っていくかは調子が良い時なら9割は当てる。
悪くても7割は何処に手玉をポジションするかは予想できます。
勿論手玉の出すコースも解ります。
ストリックランドなら、このような遊びは絶対にしません。
ストリックランドのビリヤードは教科書に書いたような手玉の出し方と言えるでしょう。
なのでストリックランドが強いのはものすごく納得できます。
レイズはストリックランドとは違い教科書に何かをプラスしたような感じです。
何かは多分見せるビリヤードだと思います。
なのでストリックランドは見ていても安心できるが素人が見ても凄いと思うのが少ないと思います。
レイズは見ていると凄いと思えるショットが多い事が解ります。
またレイズのショットは練習に裏打ちされたショットで凄いと思われたショットが一度だけではなく他の試合でも使われたり練習でも披露されたりします。
昔のナインボールはブレイクの際にファールをすると、落した玉は台上に戻されました。
ブレイクで2個落すとフットスポットに縦に2個並びますがその2個のどちらでもポケットする事が出来たのがレイズです。
普通はフットスポットに2個並ぶと落す事は出来ないのが常識でしたそれを落とす事が出来る事を世界中のビリヤードをする人に教えたのがレイズです。
いまその事を知っている人は少ないと思います。
レイズもストリックランドも今の人たちのビリヤードをする人の先生だとも言えます。
サイドポケットの角を使ってのコーナーポケット前の的玉を入れたり、手玉を的玉に当ててからジャンプさせてのポジションをするのはレイズだけでストリックランドはしません。
レイズの発想はやはり常人では考えの及ばないところにあると思います。
アナウンサーがレイズにどうすれば強くなりますかと?質問して返ってきた答えが、「上手な人のゲームを沢山見る事」と言っていました。
全くその通りだと思います。
日本人は世界トップのプレイヤーのゲームを全然みません。
これでは強くはなれない思います。
10ボールやナインボールで強くなるならストリックランド
全てのゲームで強くなるならレイズをおすすめします。
追加 3分45秒のショットも凄い!!
35分20秒の最後のショットが凄すぎ!!